ATLAS II 

 

遂に自分のTJもアトラス2へ換装しました。
テラローも少しだけ考えましたが、やっぱり構造的にアトラスより弱いのと、それ故に回転数制限があるのとでアトラス2を選択。
今思えばリヤアクスルのストレッチが視野に入ってたからアトラス4でも良かったかなー?と思わなくもないですが。

 
  
ATLAS II とNP231+エクストリームショートシャフト SYE(Teraflex)
  
ミッションと接合する面からリヤヨークまでの全長はエクストリームショートシャフトなNP231のほうが若干短め。
フロントヨークの位置はアトラス2のほうが約2.0インチ前方にあります。このため、フロントのドライブシャフト(ペラ)は2.0インチ短いものを用意する必要があるのですが、併行してフロントアクスルを2.0インチストレッチしたので自分の場合はプラスマイナス0で済みました。
減速比は画像から分かるように4.3:1 を選択しました。
重量は約20kgくらいアトラス2が重いようです。
  
  
実際に車輌へ搭載した場合とは違うでしょうが高さの差がこれだけあります。
  
高さの差がこれだけあると素直に載るのか不安になってきますが、アトラス2を搭載してるTJなんてアメリカはもちろん日本国内でもかなりの台数が存在するでしょうから「何とかなるはず」ということで作業を進めました。

 

ちなみに、同梱されていた組付け説明書にはフロアに干渉する場合はハンマーで叩いて凹ませてスペースを確保するように書かれてました(笑
自分のTJは1インチのボディリフトをしていますがエンジンと腹下のクロスメンバーも1インチ持ち上げているのでボディとミッション、トランスファーの位置関係は純正の状態と同等です。
この状態ではアトラス2とフロアは干渉するのでそこそこ叩いて凹ます必要があります。クロスメンバーが純正で1インチのボディリフトをしていれば干渉しないかも知れません。
  
  
 
クロスメンバーとスキッド別体式のため、この状態でも走行可能です
 
アトラス2にはアトラス2本体+TJ用キットというものがあります。
汎用?アトラス2と何が違うかというと、シフトレバーの形状がTJ専用になっていて、TJの純正シフトレバーのところから2本のレバーがちょうど出るように作られているというものです。
 
あと個人輸入する場合に、通販ショップに何年式の何という車種でミッションはどれでという感じで売ってれば、何も考えず合うものを発注すれば良いでしょうが、通常は全てを指定するようです。
自分の場合も全ての仕様を指定して発注しました。
 

一応、間違いや勘違いを防ぐ意味も含めて年式とマニュアルミッション(ミッションの型式も)であることを伝えた上で・・・

まずは減速比。フロントデフが右か左か。インプットスプライン(ミッションのアウトプットスプライン)の数。テールハウジングの仕様指定。フロントとリヤのヨークの指定(クロスジョイントのサイズやヨークの形状)。スピードメーターの有無。シフターの仕様(ケーブルかリンクか)等々。

  
これら全てが1つの箱に詰められて約50kgの荷物として届きます。