-original Tie Rod-

 

純正の外径がφ21.7に対してφ27.2の自作タイロッド(下に見えているのはロッドエンドのロックナットです)

 

 

TJの場合、どうしてもオフロードで曲げてしまうタイロッドを自作しました。

今までは、純正のタイロッドに一回り大きいパイプを被せて溶接した物を使っていましたが、それでも曲がってしまい、
強化品を自作するに至りました。 
 
TJのロッドエンドに使われているねじのピッチは、細目は細目なのですが本国でも結構特殊なサイズのようで、本国の工具商のサイトでも見当たらないというサイズでした。
そもそも、このサイズを割り出すのにかなり本国のサイトを漁りまくりましたがなかなか見つからず、たまたま見ていたサイトの些細な?ヒントからねじの規格とサイズを割り出すことに成功しました。
 
この特殊なサイズのねじを切るタップですが、やはり国内でも特殊で右ねじ用は何とか流通していて購入できましたが、左ねじ用はどうしても見つからず特注での製作となりました。

特注にて製作して貰った左ねじ用タップ

 

 

使用した材料のパイプは、STKM13Aという機械構造用炭素鋼で、外径はφ27.2、肉厚は純正の約2倍と思われる7.0mm厚にしました。計算してみると、断面係数は純正の約2倍、曲げモーメントはドラッグリンクと「計算上は」同等ということで、これ以上の外径や肉厚にするのは少し難しい気もしますが、もう1mmくらいは厚肉にしても良いかもしれません。

*** 2ロット目は肉厚を7mmから9mmへupさせました ***

両端は、純正のバンド締めからロックナットに変更するため、スパナ掛け加工もしました。

 

これで何本曲げても大丈夫!?・・・という問題ではないのですが、今までよりは安心して遊べそうです。

 

欲しいかたへは格安でお譲りします(現在在庫ありません)。

 
 
  

今後、仕様変更があった場合は更新します。071013